こんにちは☺
こちらの記事↓では、2025年度吹奏楽コンクール課題曲の一覧と気になる部分について
大雑把に予想・解説をしました。
この記事では、2025年吹奏楽コンクール課題曲Ⅱ.ステップ、スキップ、ノンストップ
の、ソロや編成、作曲者についてを書きたいと思います。
作曲者や編成について知って、楽譜が配られるまでのイメージにご活用ください!
この記事の目次
作曲者の後藤 洋さんについて
後藤 洋さんプロフィール
後藤さんは、過去にも課題曲に採用された経験のある方です。
主な作品:「即興曲」(1976年度全日本吹奏楽コンク ール課題曲)、「カドリーユ」(1983年度全日本吹奏 楽コンクール課題曲)、「ソングズ」(アメリカ吹奏 楽指導者協会スーザ/オストワルド賞)。
吹奏楽学会で常務理事を務められており、昭和音楽大学では教鞭も取られている、大変有名な方です。
1958年秋田県生まれ。山形大学教育学部特別教科 (音楽)教員養成課程卒業。東京音楽大学研究生課 程(作曲)、ノース・テキサス大学大学院修士課程 (作曲および音楽教育)をそれぞれ修了。作曲をシ ンディ・マクティー、池辺晋一郎、金田成就に師事。 吹奏楽と音楽教育の分野を中心に作曲・編曲家、研 究家として国際的に活躍。日本バンドクリニック委 員会顧問、日本管打・吹奏楽学会常務理事、21世紀 の吹奏楽“響宴”実行委員会代表。また昭和音楽大学 教授として後進の育成にも力を注いでいる。
Ⅱ.ステップ、スキップ、ノンストップ(順次進行のカプリッチョ)演奏時間、難易度は?
演奏時間は約3分です。
タイトルにある「順次進行」とは、スケールに沿って、隣の音(2度の音程にある音)に向かって音を上下させることを言います。
言葉だけ聞くと難しそうですが、演奏するのは一番簡単です。「ドレミファソラシド」も順次進行です。
課題曲のルールにある「難しすぎない」に対して、忠実に守られていることが伺えますね。
この順次進行が基本になりながら「一歩ずつ、でも休まないで」という意味の「ノンストップ」なのです。
「せっかく取り組むなら、学びになるような曲にしたい」という想いから、順次進行に着目されたのでしょう。
編成について
小編成でも対応できるように作った、とありますが、
課題曲Ⅰよりは管楽器の人数が必要です。(一昔前までは普通なのですが)
その代わり、打楽器の種類が少なめです。
木管・弦楽器
※斜体はオプションです
ピッコロ |
フルート1、2 |
オーボエ |
ファゴット |
E♭クラリネット |
B♭クラリネット1,2,3 |
E♭アルトクラリネット |
B♭バスクラリネット |
E♭アルトサックス1,2 |
B♭テナーサックス |
E♭バリトンサックス |
ストリングベース |
金管・打楽器
B♭トランペット1,2,3 |
Fホルン1,2,3 |
トロンボーン1,2,3 |
ユーフォニウム |
チューバ |
ティンパニ |
スネアドラム |
バスドラム |
クラッシュシンバル |
タンバリン |
トライアングル |
シロフォン |
グロッケン |
ソロのあるパートについて
スコアが手に入り次第更新します。
音源について
公開され次第追加記載します。