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2022年度吹奏楽コンクール課題曲決定!
こんにちは!みんとです。
先日、2021年度吹奏楽コンクールの全国大会が終わったばかりですが、
早速、2022年度吹奏楽コンクールの課題曲が決定し、発表されました!!
楽譜が購入できるのは、2022年の1月頃からです。
それまで、少しでも情報を…と思い、
順番に、作曲者や曲名などを解説していきたいと思います。
2022年度吹奏楽コンクール課題曲一覧
1.やまがたふぁんたじぃ~吹奏楽のための~ / 杉浦邦弘 (第31回朝日作曲賞)
2.マーチ「ブルー・スプリング」/ 鈴木雅史
3.ジェネシス / 鈴木英史 (委嘱作品)
4.サーカスハットマーチ / 奥本伴在
5.憂いの記憶 – 吹奏楽のための / 前川 保
このようなラインナップです!
詳細は出ていませんが、作曲者などについて書いていきます。
1.やまがたふぁんたじぃ~吹奏楽のための~
こちらは、第31回朝日作曲賞となった曲です。
作曲者は杉浦邦弘さんという方。
ホームページがありましたが、専門は打楽器だそうです!
杉浦邦弘さんのホームページ
参考
杉浦邦弘さんのホームページ杉浦邦弘WEB SITE
杉浦邦弘さん プロフィール
杉浦邦弘さんは現在57歳で、静岡県静岡市の方だそうです。
打楽器奏者でもあり、作・編曲家でもあるそうです。
2022年度吹奏楽コンクール課題曲への応募は全部で201件もあったそうですが、
その中で「朝日作曲賞」を受賞するって、相当スゴイですよね!
やまがたふぁんたじぃ どんな曲?打楽器が大活躍?!
想像でかありませんが、山形には色々な民謡があるそうです。
代表的なのが、この『花笠音頭』。
Youtubeにもあったのでぜひ聴いてみてください。
まぁ色々な民謡があるのでどれをモチーフにされるかは分かりませんが
和風な曲なのは間違いないですね!
民謡の雰囲気を出すのに、打楽器の役割はかなり大きいと思います。
杉浦さんご自身が打楽器が専門ということもあるので、打楽器は大活躍するのだと思います。
2.マーチ「ブルー・スプリング」/ 鈴木雅史
2番の課題曲は、マーチです。「ブルー・スプリング」とは…とても吹奏楽コンクール課題曲らしい名前ですね♩
鈴木雅史さん プロフィール
詳しいプロフィールは分からないですが、Twitterがありました。
音楽大学を卒業されて、なんと本業は「漁師」さんだそうです!
ちなみに鈴木雅史さんは、まだとてもお若そうです!
課題曲に選ばれることが夢だった、
14歳のときの手書き譜です。全21ページ。(縦1.2m × 横2m) pic.twitter.com/ka2jYO2v7z
— ふみ (@fumichan_0315) February 6, 2021
14歳の頃から吹奏楽コンクール課題曲に選ばれる事が夢だったとか✨
漁師の仕事をしながら、舟の中で吹奏楽や音楽に関する本をたくさん読まれているそう。
とても熱心な方ですね…
まずは、長年の夢だった「吹奏楽コンクール課題曲に選ばれる」ということが、実現してよかったですね!
そんな彼の書いた曲、どんな曲か聴ける日がとても楽しみです。
マーチ「ブルー・スプリング」どんな曲?
今までの吹奏楽コンクール課題曲には、「ブルー」というワードが入った曲が何曲かありましたね。
・マーチ「ブルー・スカイ」
・「マーチ・スカイブルー・ドリーム 」
などがそうですね。
どちらも「とても爽やかで、楽しい、ワクワクするような曲」
ですので、何となくそういう雰囲気のマーチなのかなと思っています。
もしかしたら、若者の独特の感性で、少しひねりがあったりもするかもしれません。
きっと、トランペットやクラリネットが活躍するのではないかなと予想しています。
3.ジェネシス / 鈴木英史 (委嘱作品)
3番は、委嘱作品です!
ちなみに…「委託作品」とは
委託作品とは、吹奏楽連盟がある作曲家に
「吹奏楽コンクール用に、課題曲を作ってください」と、お願いしてできた作品です。
毎年、この委嘱作品は精度の高い曲ばかりです。
鈴木英史さん プロフィール
吹奏楽界では、知らない人はいないのではないでしょうか。
現在56歳、東京藝術大学の作曲科をご卒業され、
吹奏楽の曲を本当にたくさん作曲されてます。
例えば
・鳳凰〜仁愛鳥譜
・大いなる約束の大地〜チンギス・ハーン
・セクエンツィア〜吹奏楽のための
あたりが有名でしょうか。
どれも、ストーリー性がある壮大な曲が多いですね。
ジェネシス どんな曲?
ジェネシスとは、「創生」という意味です。
調べてみると、「旧約聖書」や、「天地創造」などといったワードがヒットするので
またまたとても壮大なストーリーのある曲となりそうですね。
きっと、表現力や技術力が特に問われる課題曲なのではないかなと思います。
全国レベルの中学生や、高校生~大人向き かもしれないですね。
どのような曲なのか…とても楽しみです。
4.サーカスハットマーチ / 奥本伴在
「サーカスハットマーチ」。なんだか楽しそうな曲名ですね!
とても気になります。
奥本伴在さん プロフィール
奥本さんに関しては、詳しいプロフィールがありました。
1969年生まれの現在52歳。秋田県のご出身えd
東京コンセルヴァトアール尚美にて吹奏楽指 導法・編曲法などを学ばれ、ホルンも勉強されたそうです。
現在、「ユバル・ムジーク」という奈良県にある教室を主宰されているそうです!
作曲だけでなく、指導や教室の主催など、幅広く活動されているみたいですね。
サーカスハットマーチ どんな曲?
サーカスハット…調べてみたら、そのまま「サーカスでピエロが被っている帽子」しか出てこず
なんとも想像が難しいです(笑)
なんとなく、2009年度吹奏楽コンクール課題曲だった「コミカル☆パレード」のような雰囲気の、楽しい感じのマーチかなぁと予想しておきます。
ただ、おそらく「専門家」でいらっしゃるので、難しい要素なども多い曲かもしれませんね。
こちらの4番が一番どんな曲か聴くのが楽しみかもしれません。
5.憂いの記憶 – 吹奏楽のための / 前川 保
課題曲5は、なんと2022年度をもって廃止されます。
なので、「最後の課題5」となりますね。
前川 保さんプロフィール
前川保さんは、京都のご出身で、作曲は独学だそうです。
京都でたくさん吹奏楽指導者や、監督としてご活躍されているそうです。
役職だけでもこれだけありました。
「京都市教育委員会派遣吹奏楽部外部指導者、京都市立開睛中学校吹奏楽部音楽監督、京都府立朱雀高等学校吹奏楽部音楽監督常任指揮者」
前川さんも、Twitterアカウントがありました。
第13回全日本吹奏楽連盟作曲コンクールにおいて拙作『憂いの記憶-吹奏楽のための』が第1位を受賞しました。
2022年度の課題曲5番になります。
関係者の皆様。本当にありがとうございました!— 前川保 (@tamotsu_maekawa) February 1, 2021
憂いの記憶 – 吹奏楽のための どんな曲?
毎年の事ですが課題曲の5番といえば「超絶技巧的」な曲が多いですね。
今回も、もしかしたらそうかもしれません。
それに、前川さんは「日本管打・吹奏楽学会作曲賞」にも何度か応募され、受賞歴もあるそうです。
きっと本格的で素敵な課題曲だと思います。
個人的には、「憂いの記憶」というタイトルがとても好きですね(笑)
まとめ
以上、まだスコアの公開もされていない中で色々と想像し、まとめてみましたが
いかがだったでしょうか。
音源が聴ける日がとても楽しみですね!!
そして、2022年も無事に吹奏楽コンクールが開催されることを祈ります!!
では、また追加情報がありましたら更新したいと思います。