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2021年度吹奏楽コンクール課題曲Ⅱ「龍潭譚」特徴やソロ、編成、作曲者は?

こんにちは☺

こちらの記事↓では、2020年度吹奏楽コンクール課題曲の一覧と気になる部分について

大雑把に予想・解説をしました。

【音源公開!】2021年度吹奏楽コンクール課題曲!音源やソロ、作曲者について!は?

この記事では、今年の課題曲Ⅱ「龍潭譚」(りゅうたんだん)の作曲者についての解説と、予想などを書きたいと思います✎

(こちらの記事は2020年度課題曲として書きましたが、コロナで2020年度吹奏楽コンクールが中止になったため、2021年度課題曲として使われます)

作曲者の佐藤信人さんについて

佐藤信人(さとうのぶひと)さんプロフィール

1990年埼玉県生まれ。尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科作曲コース卒業、同大学院創作研究科修士課程修了。修了時、尚美学園大学理事長賞、後援会賞を受賞。作曲を安彦喜博、小島有利子の各氏に師事。現在フリーの作曲家として活動中。

主な作品:交響詩「関ヶ原の戦い」・「義血侠血」・「鳥獣人物戯画」・「動植綵絵」・「最後の贈り物」・「永久の花」など。―会報すいそうがくより

1990年生まれということは29歳~30歳あたりの方ですね。
尚美学園大学の作曲をコース卒業ということで、今年度課題曲Ⅰに選ばれた平山さんと同じ大学ご出身です。昨年度の課題曲に選ばれた中にも尚美学園大学ご出身の方がいましたね。作曲家を目指す方が結構集まる、レベルの高い大学なのしょうか…。

佐藤さんのホームページ🏠もありました。(こちら

佐藤さんの作曲した曲が色んな演奏会で披露されるなど、すでにご活躍されている方のようです。

吹奏楽コンクールの自由曲で使われたり、サックスとピアノのための曲なども色んなサックス奏者の方に演奏されているみたいです。

佐藤さんが作曲された曲がyoutubeにありました。

🎥オオカミと旅人(吹奏楽曲)

和風な雰囲気の曲ですね。とてもカッコよくで幻想的です!個人的に、過去に吹奏楽コンクール課題曲にあった「天国の島」にも似ている気がしました。

今回の課題曲Ⅱ「龍潭譚」 もきっと和風な雰囲気の曲に違いありません!

課題曲Ⅱ「龍潭譚」解説や編成は?

課題曲Ⅱ「龍潭譚」の特徴

この曲はマーチではありません。吹連HPで公開されている1分間の音源を聴いたところ、「solo」という表記があるか分かりませんが、冒頭はサックスが目立ちますね。

その後フルートやピッコロが乗っかり、そして金管…で、だんだん大きく、という冒頭の展開でした。

課題曲Ⅱ「龍潭譚」 曲風は?

会報すいそうがくにて作曲者の佐藤さんはこの曲について、こう語っています。

「龍潭譚」…。明治後期から昭和初期に活躍した小説家・泉鏡花が23歳の時に発表した短編小説です。短編ながらも非常に幻想的な内容と独特の美しい文章で読み手を異界へと誘います。

やはり幻想的な世界をイメージされているみたいですね!

また、日本人の書いた小説がベースとなっているということで、「和風」なのでしょう。

個人的に、和風の課題曲が大好きなので早く全部聴いてみたいです☺

課題曲Ⅱ「龍潭譚」 編成は?

木管・弦楽器

オーボエなどもオプションとはされていないので、大編成向きです!

ピッコロ
フルート1,2
オーボエ
ファゴット
E♭クラリネット
B♭クラリネット1,2,3
E♭アルトクラリネット
B♭バスクラリネット
E♭アルトサックス1,2
B♭テナーサックス
E♭バリトンサックス
ストリングベース

金管・打楽器

B♭トランペット1
B♭トランペット2,3
Fホルン1,3
Fホルン2,4
トロンボーン1,2,3
ユーフォニウム
チューバ
グロッケン・シロフォン
ヴィヴラフォン・タムタム・クラッシュシンバル
スレイベル・サスペンドシンバル・タムタム
フィンガーシンバル・バスドラム

課題曲Ⅱ「龍潭譚」ソロのあるパートは?

和風課題曲の傾向として「笛」の音は欠かせないのでフルートやピッコロ、打楽器も目立つのではないかなと~

という予想をしていたのですが、あたりでした。

soloの表記があったパートはこちら👇

・ピッコロ(ソロ多め)

・フルート1

・オーボエ

・アルトサックス

・バリトンサックス

・ホルン1,2

でした。冒頭のサックスソロと、ピッコロはソロの回数が多いのが印象的です。

打楽器は、soloとは書いていないものの最初から最後まで重要な役割が多いです。

課題曲Ⅱ「龍潭譚」動画は?

youtubeにアップされていた、WISH Wind Orchestraさんの演奏です!

まとめ

明治~昭和に発表された短編小説がベースとなり書かれた「龍潭譚」。

幻想的で、和の世界を表現することは簡単ではないので音色、技術とも問われる曲なのではないでしょうか。

色んな解釈の龍潭譚が聴けることを楽しみにしています!

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