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2020年度吹奏楽コンクール課題曲Ⅲ「僕らのインヴェンション」解説!ソロ、編成は?

こちらの記事↓では、2020年度吹奏楽コンクール課題曲の一覧と気になる部分について

大雑把に予想・解説をしました。

【音源公開!】2020年度吹奏楽コンクール課題曲!音源やソロ、作曲者について!は?

この記事では、今年の「課題曲委嘱作品」である

課題曲Ⅲ僕らのインヴェンションの作曲者についての解説と、編成などを書きたいと思います✎

作曲者の宮川 彬良さんについて

宮川 彬良さんプロフィール

1961年2月18日生まれ。日本の作曲家、編曲家、ピアニスト。本名は宮川 晶(読み同じ)。東京都出身。父は作曲家の宮川泰。妻はヴァイオリニストの宮川由利子。wikipediaより

宮川彬良さんといえばテレビでもよく拝見する、超有名人ですよね!

ディズニーランドの音楽や、あの「マツケンサンバ」の音楽を手掛けられています。

音楽をしていない人でも、この方の名前はよく知っているのではないでしょうか。

そんな宮川彬良さんが今回、吹奏楽コンクールの課題曲を作曲されました!

委嘱作品となります。

ちなみに…「委託作品」とは

委託作品とは、吹奏楽連盟がある作曲家に

「吹奏楽コンクール用に、課題曲を作ってください」と、お願いしてできた作品です。

昨年は超有名作曲家の福島弘和さんが担当しました。

毎年、この委嘱作品は精度の高い曲ばかりです。

宮川彬良さんが吹奏楽コンクール課題曲を手掛けるのは今回が初めてです。

課題曲Ⅲ.僕らのインヴェンション 解説

インヴェンションとは?

まず、このタイトルの「インベンション」。これがミソです。

インベンションといえば、ピアノを習っている方ならピンとくるかもしれませんが

バッハのインヴェンション・シンフォニアは必ず通る道ですよね。

簡単に言えば(?)2つ旋律があって、それがカノンのように追いかけあったりします。

なので、よくある「伴奏とメロディ!」みたいに役割がハッキリわかれません。2声のどちらもメロディのようで、それがうまく絡み合ってできています。

参考までに、バッハのインヴェンション第1番を聴いてみてください。

課題曲Ⅲを演奏するのであれば、バッハのインヴェンションはぜひとも聴いて勉強してみてください。

課題曲Ⅲ.僕らのインヴェンション 特徴や曲風は?

会報すいそうがくにて作曲者の平宮川彬良さんはこの曲について、こう語っています。

僕らは常にどんな音楽であろうと、たったひとつの法則に支配されて作曲しています。それは「導音は主音に行きたがっている」「解決したがっている」というたったひとつの法則です。

(中略)

インベンションは「発明」です。バッハが発明した二声の自由、掛け合い助け合い溶け合う事から生まれる本当の自由。是非、その事に気付いて欲しい。ー会報すいそうがくより

前半では音楽理論について語っておられますね。

お話の中に出てきた「主音」や「導音」って?

導音とは例えば「ドレミファソラシド」であれば

「シ」→導音

「ド」→主音

となります。「シ」は「ド」にいくエネルギーをもっています。

こいういうのはクラシック音楽の「掟」ともいえます。

このへんの音楽理論や和声を理解しておくことは必須です。それはどの曲を演奏するにしてもですが。。

あと、やはり「二声」というのはかなりキーワードになってきます。

課題曲Ⅲ 僕らのインヴェンション 編成は?

木管・弦楽器

ピッコロ
フルート1,2
オーボエ(オプション)
ファゴット(オプション)
E♭クラリネット(オプション)
B♭クラリネット1,2,3
E♭アルトクラリネット(オプション)
B♭バスクラリネット
E♭アルトサックス1,2
B♭テナーサックス
E♭バリトンサックス
ストリングベース(オプション)

金管・打楽器

B♭トランペット1
B♭トランペット2,3
Fホルン1,3
Fホルン2
トロンボーン1,2,3
ユーフォニウム
チューバ
ヴィヴラフォン・グロッケン・シロフォン・バスドラム・カスタネット
タンバリン・クラッシュシンバル・トライアングル・サスペンドシンバル
カスタネット・スネアドラム・ウッドブロック

課題曲Ⅲ 僕らのインヴェンション ソロは?

soloの表記があるのは

・ユーフォニウム

のみでした。ところどころ、1playerのみという指示もあります。

動画を見て、カスタネットが結構重要な役割をしているなぁという印象を受けました。

課題曲Ⅲ 僕らのインヴェンション 動画は?

ユーチューブにアップされいました!こちら、北海道教育大学函館校吹奏楽団さんの演奏です。

まとめ

最近の吹奏楽コンクール、自由曲では現代曲を選んでくる団体が少なくない中、

今回の課題曲Ⅲのようにわかりやすいバロック音楽のような曲を作曲してくださったのは

音楽の基礎をきっちり勉強してほしい という宮川彬良先生の想いも少しあるんじゃないかなーと思っています。

音楽の基本である「スケール」「アルペジオ」これがちゃんと演奏できないと、素敵な「僕らのインヴェンション」は演奏できないでしょう。そんな曲だと思います。

ある意味、演奏基礎力や音楽理論の理解力が試される曲だと思います。

全国大会レベルになれば、「型は守りつつも自由に表現すること」という、クラシック音楽で一番難しい部分ができている演奏が聴けるのでしょう。楽しみですね!

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